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映画 孤独な嘘

2010.10.19
 英国の片田舎に暮らす上流夫婦の日常がくずれ落ちる発端はひき逃げ事件だった。事件を発端に発覚する妻の不倫に苦しむ弁護士は、正義漢の固まりのようなまじめな中年だ。しかし、正義の人も実は自己保身の固まりだったことがはしなくも発覚してしまう。妻を溺愛するが一方でその愛は相手をコンストレイントし息詰まらせるものだったこともわかる。果たして「悪者」は誰なのだろう? 夫を裏切った妻なのか、妻の浮気相手なのか、妻を不倫へと走らせた夫なのか、それともそれとも…


 前半はひき逃げ事件の犯人捜しのサスペンスふうに思えるが、その真実は意外に早く明らかにされる。「嘘」が作品名となっているように、このストーリーの中では登場人物がみんな少しずつ嘘をついている。ネタバレになるので詳細を述べることは避けるが、上流階級の人々が虚飾の中で暮らしていること、そしてそんな虚飾のなかにあっても愛は間違いなくそこに存在し、そして誰も本物の悪人などいないのだということを本作はじっくりと描く。

孤独な嘘(’05英)
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